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アナウンスのトレーニング/間の取り方と句読点

間の取り方と句読点

 アナウンスや朗読を行う上で、一つ一つの音節の発音、アクセントに次いで大事なのが「間の取り方」である。

句読点の役割

 文の中には、点や丸などの句読点と呼ばれる記号が書き込まれている。
これらには、「文の切れ目や文中の意味の切れ目などに添える符号」としての役割があるが、実はこの句読点、正確な意味の切れ目を示していないことが多い。もし、意味の切れ目に句読点が打たれていたとしても、それぞれに対応する間の長さは、文章の意味によって異なる。
原稿を目で追っている場合、句読点がなくとも意味の切れ目を理解することができる。これは、日本語の文字が、「表意文字」であるからだ。日本語の文字は、ひらがなは一つ一つの音節に結びついているが、漢字はそうではない。漢字は、音を表しているのではなく、大概の場合、意味を表している。ひらがなやカタカナのみで書かれた文章を読むことで、漢字が文章の意味を理解するために、どれほどの助けになっているかを知ることができる。アナウンスや朗読を、聞き手の支店で考える場合、文章の中に、どのような漢字やフォントが使われているかを知ることができない。つまり、読み手が文章の意味を理解し、それを伝えるための間の取り方や店舗など、あらゆる方法を駆使して、これを補う必要がある。
蛇足ではあるが、視覚障害者の利用する文字である「点字」には、一部の特殊な例外を除いて、漢字は存在しない。そればかりか、初期の点字には、句読点すら存在しなかった。

間の取り方の一例

 次の例文を、聞き手に意味が分かりやすいように、的店舗に重点を置いて、読む練習をしてみよう。
【例文】
 ここで練馬市役所からメール配信サービス実証実験協力者募集についてのお知らせです。
練馬市では、防災、防犯、市のイベントなどに関する情報などを登録していただいた方のパソコンや携帯電話、スマートホン)などに、メールで配信するサービスを開始することになりました。
なお、このサービスは、市から市民の皆様への情報提供の手段の一つとして、メール配信サービスが効果的であるかどうかを確かめるため、3ヶ月間実証実験として行うものです。登録していただいた皆様からのご意見を元に、このサービスが、市の情報化促進に友好であると判断した場合は、そのまま本サービスに移行する計画です。
パソコンもしくはスマートホンをお持ちで、練馬市内にお住まいかお勤めの方で、メールマガジンを読み内容についての市からのアンケートにお答えいただける方を募集しています。
詳しくは、市役所広報かIT促進係、
03-3333-1111までお問い合わせください。

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