インターネットラジオ生放送の実践法を基礎からわかりやすく解説!

本サイトの特徴

音声をリアルタイムに届ける(生放送)に特化した解説

 インターネットによる音声ストリーミング配信(インターネットラジオ)の実践方法を解説したサイトは無数にある。
それらのほとんどは、PodCastに代表される、録音番組の製作に主眼を置いて記述されている。
しかしながら、これら二つを行う上で必要なスキルや知識には、大きな違いがあると言わざるを得ない。
例えば、録音番組の場合は、収録語に不必要な部分をカットするなどの編集を施すのが一般的であるため、多くのサイトでは、それに重きを置いた解説がなされている。
これらのスキルを身につけることも、生放送の準備段階では、いずれ必要になるため、もちろん大切だ。しかし、生放送はその場で出した音はその瞬間に配信され、リスナーの耳に届いてしまう。従って、「その瞬間に最良の完成品を生み出す」ための様々なスキルが必要である。

順番に読み進めることで、未経験者でも、必要な知識を習得できる

 これからインターネットラジオ生放送を行おうとしているが、ラジオ番組の製作経験の無い方にもなるべくわかりやすく、当たり前と思われがちな内容も含めた解説を行っている。
その一方で、他サイトではあまり触れられることの無い、インターネットラジオ運営に関する厳しい現実についても、包み隠さず、ストレートな言葉で表現するので、気軽な気持ちで始めようと思っている方には不向きでは無かろうかと思う。
これは、筆者自身が、自分の暇つぶしのためだけに番組製作を開始し、何度も挫折しそうになった経験を踏まえて執筆したためである。

コンピュータや機材の知識のみ鳴らず、最低限のアナウンスの知識を習得できる

 詳しくは後述するが、自身が音楽クリエイターでも無い限り、番組内容のほとんどを占めるのが「しゃべり」である。
あなたが発した言葉が、マイクの向こうのリスナーの耳に正しく聞こえなければ、その内容がどんなに面白い物であっても、価値ある情報であっても、残念ながら、それは「伝わらない」のだ。
文章力や語彙力についての話題は、筆者自身、耳が痛いので、他サイトに譲ることにし、本サイトでは、声の出し方や口の動かし方、日本語のアクセントなどの、言葉を発する技術について、詳しく解説する。

「ある程度の出費が必要」を前提に、費用対効果の良いシステムを提案する

 多くのインターネットラジオを聞いた経験のある人であればあるほど、次のような不満を抱いたことは、少なからずあるのでは無かろうか?

  • 面白そうな話なのに
    • 音が小さくて何を言っているのか分からない
    • 音が割れていて何を言っているのか聞き取れない
  • 雑音が多くて何を話しているのか聞き取りにくい
    • なんだかボワボワしていて聞き取りにくい
    • 聞いていると耳が痛くなってしまう
      これらの不満を抱いたとき、あなたはどうしただろうか?
      そう、多くの人々は、「黙って聞くのを止めてしまう」のである。
      これらの不満を抱きにくい音をリアルタイムに送出するには、ある程度のレベルの機材を利用する必要がある。間違っても、量販店で「パソコン用」として、1000円以下で売られているマイクなどで済ませようとしてはいけない。といっても、何十万円もする高級機材を利用する必要は無く、高校生のお年玉程度で全部そろえられるような構成とした。

画面読み上げソフトウェア(スクリーンリーダー)の使用を考慮して解説する

 該当する方々にしか理解できない書き方になる事をご容赦いただきたい。
放送中に画面読み上げソフトウェアの音を聞くことができず、自分にはインターネットラジオの放送は難しいと考えているならば、当サイトを熟読する価値がある。
放送前に必死で必要な資料を点訳したり、丸暗記する必要に迫られているならば、もうそんな面倒なことはきっぱり止めるべきだ。
放送中に画面読み上げソフトウェアの音を聞く方法が、きちんと存在する。
もし、あなたの今利用している画面読み上げソフトウェアの速度設定が、最速の80パーセント以上なら、当サイトの開設に沿って練習することで、原稿を耳で読めるようになる。

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